2023年に計画無痛分娩で第一子を出産した体験談レポ

子育て

私は2023年の5月に、無痛分娩で第一子を出産しました。私自身、高齢出産(35歳以上での出産)と呼ばれる年齢でしたし、「初産だとなかなか生まれない」と事前に聞いていましたが、フタを開けてみたら、陣痛開始から4時間というスピード安産で驚きました。

以下では、私の体験談をご紹介したいと思います。無痛分娩を検討している方の参考になれば幸いです。

無痛分娩に興味を持ったきっかけ

フランスに住んでいた時、現地では無痛分娩が一般的であることを知りました。フランスの知人も「出産は楽だったよ」と話しており、「いつか私が出産するときは、無痛分娩で生みたいな」と思うようになったのでした。

また、私の母親をはじめ、周囲の経験者から出産の痛みについて散々聞かされていて、その激痛に自分が耐えられるか自信もなかったというのもあります。

病院選びについて

出産する場所は、自宅に一番近い大学病院を選びました。
個人経営のクリニックなどでも無痛分娩を行なっているところがありますが、大学病院のような大規模の施設の方が安心だと思います(医療事故なども、規模の小さい医療施設の方が起こりやすいように思います)。

出産は何があるかわからないので、なるべくたくさんのお医者さんや看護師さんがいるところがおすすめです。

いよいよ入院

妊婦健診に行った日に「もう産めそうですよ」と言われ、健診の翌日に入院することになりました。

計画無痛分娩の場合、分娩日の前日から入院します。

その日は点滴のルート確保だけを行いました(太い針を刺されるので、ちょっと痛かった)。短い管が腕に刺さったまま過ごすことになったので、ちょっと気になりはしましたが、意識しなければ何とか大丈夫でした。相部屋だったので他のお母さんの赤ちゃんの声も少し気になったものの、夜も多少は眠れました。

ちなみに、必要があれば子宮口を広げる処置も分娩日の前日に行うそうですが、私の場合は既に数センチほど子宮口が開いていたので、特にしませんでした。

陣痛が起きるまで

分娩当日は、赤ちゃんの様子を調べるNST(ノン・ストレス・テスト)を受け、それから陣痛促進剤を投与されました。

投与されても2時間ほどは特に陣痛も起きず。
でも、内診の時に破水し、それから陣痛が起こるようになりました。
陣痛が起きてから、分娩室までなんとか自力で移動し、いよいよ麻酔が投与されることに。

麻酔投与から出産まで

麻酔科の先生がやってきて、私の背中に針を刺して麻酔を入れました
先生が上手だったのか、刺されてもあまり痛くありませんでした。
麻酔はすぐに効く感じではなく、何度か量を増やしてもらいました(先生にボタンを渡されて、痛みが強い場合はボタンを押すと、麻酔の量が増える仕組みでした)。

陣痛の痛みは相変わらず感じていましたが、そのおかげでいきむタイミングがわかったので、結果として良かったと思います。痛み自体も、ちょっと辛い生理痛くらいだったので、耐えることができました。

会陰切開の痛み、そして赤ちゃんが産まれてくる痛みは、まったく感じませんでした
さらに、しばらく麻酔が効いていたので、大変だと言われる後産の痛みもありませんでした
唯一痛いと思ったのは、出産の際にお医者さん(女性)に思い切りお腹を押されたことでした

(出産後お腹をみたら、青アザになってました!)

計画無痛分娩を終えて

私の場合は、結果としてとてもうまくいったので、計画無痛分娩で産んで良かったと思っています。
痛みに対する恐怖があって出産をためらっている人にはいいかもしれません。

とはいえ、お産は人によって本当に違うので、陣痛促進剤を投与しても全然陣痛が来なかったり、計画日前に陣痛が来てしまい麻酔を使う余裕がなかったりと、うまくいかないケースもあるようです。

誰でもうまくいくわけではないので、「絶対に計画無痛分娩がおすすめ!」とは言えませんが・・・。
でも、興味のある方は検討してみるのも良いかもしれません。「絶対に無痛分娩で産みたい!」という方は、常時無痛分娩を行なっている病院を探すのがおすすめです(数は少ないですが)。

次回は、入院時の私の持ち物について紹介したいと思います。
→「計画無痛分娩で入院した時の持ち物!あって良かったものは?」

さらに詳しい体験談は、こちら。

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