
今回は、とってもよく使われる、移動を表す動詞のallerとvenirを紹介するよ!
aller(アレ):行く
aller(アレ)は英語のgoにあたる動詞で、「…に行く」という意味があります。
前置詞àの後に、移動先の場所を述べます(例:aller à Paris)。
こちらもまた活用が一筋縄ではいきませんが、超がつく頻出動詞なので、絶対に押さえておきましょう。
aller(アレ)の活用

- (一人称単数)je vais
- (二人称単数)tu vas
- (三人称単数)il va / elle va
- (一人称複数)nous allons
- (二人称複数)vous allez
- (三人称複数)ils vont / elles vont

allerの活用は、「je vais, tu vas, il va, nous allons, vous allez, ils vont」だよ!
aller(アレ)の例文
Je vais à l’école.(私は学校に行く。)
Tu vas à Versailles?(君はヴェルサイユ(フランスの町の名前)に行くの?)
Il va à la maison de Jean.(彼はジャンの家に行く。)

maison de Jean(メゾン・ドゥ・ジャン)は「ジャンの家」という意味だよ。
ここでは、de(ドゥ)は日本語の助詞「の」のような役割があるんだ。
Nous allons à la bibliothèque.(私たちは図書館に行く。)
Vous allez où?(あなたたちはどこに行きますか。)
Elles vont à Kyoto.(彼女たちは京都に行く。)
venir(ヴニール):来る
venirは日本語の「来る」に近い意味の動詞です。
「…に来る」と言いたいときには、venirの後に「前置詞 à + 移動先の場所」をおきます。
また、「~から来た(~出身だ)」と言いたいときには、venirの後に、deをつけます。
例)Je viens de Tokyo. 私は東京から来た(東京出身だ)。

日本語では自分の出身を言う場合、「私は東京から来ました」のように過去形を使うけど、フランス語では現在形を使って言う点に注意しようね!
venir(ヴニール)の活用

- (一人称単数)je viens
- (二人称単数)tu viens
- (三人称単数)il vient / elle vient
- (一人称複数)nous venons
- (二人称複数)vous venez
- (三人称複数)ils viennent / elles viennent

venirの活用は、「je viens, tu viens, il vient, nous venons, vous venez, ils viennent」だよ!
venir(ヴニール)の例文
Je vient au musée. (私は美術館に来る・来ている。)
Il vient à Londre. (彼はロンドンに来る・来ている。)
Vous venez de France ? (フランス出身ですか?)
Nous venons de Japon. (私たちは日本から来ました。)

allerとvenirを使った表現については、「近接未来と近接過去」を見てね!