
フランスに行ってから困らないように、今のうちにフランスの習慣を知っておこう!
入店する際は店員にあいさつする
フランスではまず入店したら「Bonjour (ボンジューる)」と店員さんにあいさつをしましょう。
男性の店員さんの場合は「Bonjour, Monsieur (ボンジューる,ムッシュ)」、女性の店員さんの場合は「Bonjour, Madame (ボンジューる, マダム)」と、「Monsieur (ムッシュ)」または「Madame (マダム)」を付けるとより丁寧になります。
夕方に来店した際には「Bonjour」の代わりに「Bonsoir (ボンソワーる)」を使います。
また、店を去る時も「Au revoir (オ・るヴォワーる)」とあいさつをしましょう。
感謝の気持ちを伝える「Merci (メるシ)」を付けて「Merci Monsieur (Madame). Au revoir」と言うと好印象です。
レストランは時間に余裕のある時に行く
フランスのレストランのサービスはゆったりしているので、あまり時間がない時に行くのはおすすめしません。
また、日本のように店員さんを「すみません」と大声で呼ぶ習慣は基本的にありません。
店員さんのペースで接客を受けるので、メニューをもらって少し時間が経ったら店員さんの方から注文を聞きに来てくれます。
店員さんを呼びたい時は、軽く手を上げて気がついてもらうようにしたり、店員さんとアイコンタクトを取ったりします。
基本的にチップは必要ない
フランスではチップは基本的に必要ありません。レストラン等では、サービス料は既に料金に含まれています。
公共の場は基本的に禁煙
フランスでは、飲食店を含む公共の場では基本的に禁煙です。
多くの人は喫煙する場合、路上でしています。
電車の乗り越し精算はできない
パリ市内の地下鉄は料金が一律なので問題ありませんが、RERなどパリ郊外行きの電車は目的地によって料金が異なります。
異なった料金の切符を買ってしまっても乗り越し精算できないので、改札から出られなくなってしまいます。
よって、RERなどの電車の切符を買う際には料金を間違えないように充分注意しましょう。
不正乗車の抜き打ち検査がある
地下鉄では入口だけに改札機があって出口にはないことも多いので、ホームに着いてしまえば実質的には切符はもう必要がありませんが、目的地の駅を出るまでは絶対に捨てないようにしましょう。
というのも、不正乗車の抜き打ち検査がしばしばあるからです。
きちんと有効な切符を持っていない場合は、切符代よりもずっと高い罰金を払わされてしまいます。
スリが多いので公共の場で気を抜かない
特にパリなど大きな町では観光客を狙ったスリが非常に多いので、公共の場では気を抜かないようにしましょう。
電車の中での居眠りは禁物です。
バッグはファスナー等で口がきちんと閉まるものを選び、しっかり管理しましょう。